さいたま市大宮区には、自然や歴史を感じられる魅力的な観光スポットが多数存在しています。
そのなかでも「見沼たんぼ」は、歴史とともに美しい風景のなかを散策できるおすすめのスポットです。
今回は、大宮区周辺に賃貸物件をお探しの方に向けて、大宮区にある「見沼たんぼ」の歴史や散策ルートについてご紹介します。
歴史とともに散策!大宮区の「見沼たんぼ」とは?
大宮区にある「見沼たんぼ」とは、東京都心から20~30km圏内に位置している、約1,260haという広大な面積を持つ大規模な緑地空間のことです。
さいたま新都心駅、大宮駅などの主要駅から2~3kmという近さにありながら、美しい田園風景と古い歴史が残り、現在も多くの人を魅了しています。
見沼たんぼの歴史について
見沼たんぼの周辺には、かつて東京湾の海水が入り込む入江でした。
約6,000年前に、入江が東京湾と分離して無数の沼や湿地になり、「見沼」が誕生します。
江戸時代初期、農業用水を確保するために巨大なため池、見沼溜井が造られました。
その後江戸時代中期に、幕府の財政改革(享保の改革)のため、見沼溜井の新田開発が命じられ、見沼溜井が干拓されて見沼田んぼが誕生しました。
見沼溜井の代わりの農業用水確保のために、利根川から60㎞に渡って掘削された水路が見沼代用水です。
見沼の竜神伝説とは?
見沼に残されている竜神伝説があります。
見沼代用水の工事をしていた井沢弥惣兵衛為永のもとに、干拓で住みかを失う竜神が、美女に化けた姿で「沼を残してほしい」と現れました。
弥惣兵衛為永が「竜神灯」と名付けた神灯で美女の霊をなぐさめると、美女自身によって毎晩神灯が灯されたと言われています。
大宮区の「見沼たんぼ」のおすすめ散策ルートとは?
では、大宮区が作成している「大宮区散策マップ」より、見沼たんぼ・代用水をめぐるおすすめの散策ルートについてご紹介します。
「さいたま新都心駅」または「大宮駅」からバスに乗り、バス停「上木崎」で下車してスタートするルートです。
上木崎から350m先の景元寺に向かい、次のように進みます。
1.景元寺
2.北袋河岸場跡(高速道路下)
3.高沼用水取水口
4.子易観世音
5.天沼神社
6.大日堂
7.防災センター
8.合併記念見沼公園
ゴールは、バス停「自治医大医療センター」がある場所です。
約4㎞のルートを、地域の自然と歴史に触れながら散策してみてはいかがでしょうか。
おすすめ物件情報|大宮の物件一覧
まとめ
大宮区にある「見沼たんぼ」の歴史や散策ルートについてご紹介しました。
見沼たんぼは、主要駅から近いエリアにありながら、広大な自然の風景や古い歴史に触れられる貴重なスポットです。
一度訪れてみてはいかがでしょうか。
私たちエールーム大宮店では、大宮区周辺の賃貸物件をご紹介しています。
気になる物件がございましたら、お気軽にご相談ください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓